Simple case 5naA2

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絵 を かくにし ろ   歌 を 作 るに しろ   物語 るにし ろ

結局 一体    私 が  ほしい もの っ て  なん だろ か 、

何 を  見  、   耳 に したい のか

そも そも   ”私が”   欲 しいもの っ て ?

新しい  へや   新しい  まど   新 しい  小鳥 、 リス 、  うさぎ

新しい   もの 干し ロ―プ

 〃    せんたっき は  黙り こんだ  。  で 、 私 を まつ。

新しい   もの 干しロープ に      引っ かけ てる   あ そこに 立つ

はず な  私 。 人 影 。

い ない へやの  ネコ  より    不 確 か   不 正 確 。

例 えば   私が 欲しい  壁 っ て なんだろ――。

何か    異常 に  フツ―、 フヘン で

驚 くもの 。      自然 、 宇宙 な   いろかげ/色 影

なぞった  しぜんや   人 造 物 で ない 。

けど   しぜん で   かつ   驚 か せる もの 。

じゃな きゃ    いみ も  ない 。

フツ― 、   自然 で 驚 く  ピカソ の 絵

とか 。

私の  欲しい  曲 っ て 。

         歌 っ て 、

それ だけ で  いみの あ る   声  って ?

フツ― で   しぜ んで    かつ   驚 き とゆ ――

いみ の ある   もの  こと   風  、

んな もの が    いる 、

要る    即ち     意味 が ある 、

いみ がない なら  いら ない 。

そして  それは    フツ―  自然 、 宇宙 で

あり  驚 かせる もの / コト  。

驚 き 、   展 開 、  変 化 、

そこ に  意 味 。

転 がる こと 、   すべり ズレ る

それ 自体  驚 き 。      驚 き つつ

宇  宙 で ある   こと を   思 い 出 す    という いみ の  驚き

思い  出す 、  助 け 、  術  が  ア―ト  。

その 花が   でなく

今 、 その カベ も  風 も  く―き も  じか ん も   宇宙

である と  思い 気付く こと  の ため の    スベ、  助 け 。

ピカソの 絵 を みる時   驚 かされ て 、 自然 を   思い 出す。

それ は  だか ら 。

  そ ゆ こと 、

自 然 、 宇宙  を  思 い 出 さ せる 為 の

驚 き 。

そんな   ア―ト  、 絵  が   要 る 。

自然 を  形 作 る  のでなく 、

ハ っ と させる  こと 。 もの 。

気 付 くための 、   気 づく  手 前の  驚 き 。

その  い っしゅん  、    のた め の   スベ 、 手助 け

が  アート 。

何にし ろ。

た べもの  気 分  コトバ   水   空 気

何 んで あ ろ――と 。