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何も おしまない。 おしくない のだ。
ペナペナの 皮だけで いい。
内の 宇宙は 不変。
私 であるところの 皮 が、あれば
厚みも かんけいないし
かざりは 動きが にぶるだけ。
皮でいい。 しかし
皮でなければ いけない。
それは 失くせない。
委ねたら 失せるのだ。
それ以外は、
皮さえ あれば
何 ひとつ 不要 だ。
それが 結局 最初から
得 ということ だろう。
皮を 得て 私。
他は 不要。
つまり 最初の まま が いちばんいい。
ふやして 足しても 何にもならない から。
私は皮 だ。
皮を 得て 私に なった。
私 であれば
他は 不要。
すでに 私を 得たのだから。
そして 皮である。 いつまでか、 続いて
破れる。
仕方ないし、
分からない だろう。
それでいい。
当然 だ。
何もいらない。
すでに 得ている。
それが 得、 一番の得 だ。