Simple case 1toB19

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カラマーゾフ が 終わっ た 。

得 は  何 だ ろう 。

とに か く  何 で  あ ろう と

私 が  それ ら 全 て を  すっかり

忘 れて  亡 くし て

次 の  何を も   み つめ る  こ と

だ ろう。

得 た  案  として は

架空 の もの も   頭 で  真 で ある こ と。

思考 に  すぎ なく て も

その 思考 は ある   と いう こと。

自然 なら  真実   より、

物 として   なく て も

いい   と い うこと。

その 方 が   む しろ

た の しい  。

  

イ ワン の  あくまや  大審問 官 が

つ まり  イワン の  想 像 、  架 空 の

人  物  事   が   たのし かった か ら、

そ れは  それで   あって  いい と

思 った 。

考 えで も 、

推 測 や  分析 、 言い 訳  と は 全 く

別に 、  思 い つき や

空想、  ゆめ

を   どん だけ  つくっ て も

そ こに  いて  た の しん で

いい  と  い う こと 。

正しく  分 析  した り、 正 しさ に

沿 う だけ の  考 えで なく 。

  

さいご に アリョーシャ  のいう よう に

正 しい こと に  だけ  沿 うこと を

私 は  しない と 思 う 。

今 まで の 私の ように 、 存 分の 本心 に

従 順 に  考 え る ことも

ない と  思 う 。

今  私 は  もっと  私の 、 私 だけ への

ため に 、 その 私の 楽 しい  世 界 へ

埋 没 して も  いい  と 思 う。

人 のせい に も  宇 宙の せ いに も

しない

病状 六 尺

私 だけ の

考えで しか   私 は ない ことを

楽 しむ  。

人 の せいに する こと は  つ まり

人 のため に  何 か しなが ら  生 き ること。