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カラマーゾフ が 終わっ た 。
得 は 何 だ ろう 。
とに か く 何 で あ ろう と
私 が それ ら 全 て を すっかり
忘 れて 亡 くし て
次 の 何を も み つめ る こ と
だ ろう。
得 た 案 として は
架空 の もの も 頭 で 真 で ある こ と。
思考 に すぎ なく て も
その 思考 は ある と いう こと。
自然 なら 真実 より、
物 として なく て も
いい と い うこと。
その 方 が む しろ
た の しい 。
イ ワン の あくまや 大審問 官 が
つ まり イワン の 想 像 、 架 空 の
人 物 事 が たのし かった か ら、
そ れは それで あって いい と
思 った 。
考 えで も 、
推 測 や 分析 、 言い 訳 と は 全 く
別に 、 思 い つき や
空想、 ゆめ
を どん だけ つくっ て も
そ こに いて た の しん で
いい と い う こと 。
正しく 分 析 した り、 正 しさ に
沿 う だけ の 考 えで なく 。
さいご に アリョーシャ のいう よう に
正 しい こと に だけ 沿 うこと を
私 は しない と 思 う 。
今 まで の 私の ように 、 存 分の 本心 に
従 順 に 考 え る ことも
ない と 思 う 。
今 私 は もっと 私の 、 私 だけ への
ため に 、 その 私の 楽 しい 世 界 へ
埋 没 して も いい と 思 う。
人 のせい に も 宇 宙の せ いに も
しない
病状 六 尺
私 だけ の
考えで しか 私 は ない ことを
楽 しむ 。
人 の せいに する こと は つ まり
人 のため に 何 か しなが ら 生 き ること。