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虫くい葉 、赤茶。 みつけた。
んなに 完ペキに 朽ちつつ あるもの
朽ちゆくもの ―――― 。
んな 完ペキに 去れる もの 、 こと 。
去る? どっから ?
この世 から 逃れよ―とも思わず、 逃げたりも しない。 ただ これは、 この方は、 この 葉は
只 手順 ふんで 手順通りに リチギに 狂いなく
果たそうとしてる。 役割、 機能。
他の ムイミ ムダ は 考えず 思わず
浮かばず ムダに ムダな 間はなく、
遂行 遂行 只 なしとげる。
当たり前 で それが 全て。
その様の あまりにも コッソリ、 ソツ ない
完全な 消え去り、 消え方 に
うっとり なすすべ ない
只 目 が ひきつけられ 離れられない。
おおらかに あわてず 。
全て が その テンポ だったのだろう。
はじまりから おわり まで。
そして 新たな はじまり まで、 から、 ・・・
何にも 動じず 他に 選択肢も 可能性も
不可能性 すらも 何も なく
それ あるのみ 他を 択ぶ いみも ない。
只 そうあって、 そう あり 続ける。
程度 って ない。 比較が ない。
んな 妙な間は ない。 妙な 壁 も。
何も かも 誰も彼も
自らが 時を 刻む 時計のような 生きる 速度。
人は 時に 身を 刻まれっ 放し。
遅れて ひきづられて 追いついて、
時を 刻めない けれど。
時計に すがってる限り 主体には なれない。
自ら 勝手に 刻めばいい のに/ だけ