1220 characters
絵 を かくにし ろ 歌 を 作 るに しろ 物語 るにし ろ
結局 一体 私 が ほしい もの っ て なん だろ か 、
何 を 見 、 耳 に したい のか
そも そも ”私が” 欲 しいもの っ て ?
新しい へや 新しい まど 新 しい 小鳥 、 リス 、 うさぎ
新しい もの 干し ロ―プ
〃 せんたっき は 黙り こんだ 。 で 、 私 を まつ。
新しい もの 干しロープ に 引っ かけ てる あ そこに 立つ
はず な 私 。 人 影 。
い ない へやの ネコ より 不 確 か 不 正 確 。
例 えば 私が 欲しい 壁 っ て なんだろ――。
何か 異常 に フツ―、 フヘン で
驚 くもの 。 自然 、 宇宙 な いろかげ/色 影
なぞった しぜんや 人 造 物 で ない 。
けど しぜん で かつ 驚 か せる もの 。
じゃな きゃ いみ も ない 。
フツ― 、 自然 で 驚 く ピカソ の 絵
とか 。
私の 欲しい 曲 っ て 。
歌 っ て 、
それ だけ で いみの あ る 声 って ?
フツ― で しぜ んで かつ 驚 き とゆ ――
いみ の ある もの こと 風 、
んな もの が いる 、
要る 即ち 意味 が ある 、
いみ がない なら いら ない 。
そして それは フツ― 自然 、 宇宙 で
あり 驚 かせる もの / コト 。
驚 き 、 展 開 、 変 化 、
そこ に 意 味 。
転 がる こと 、 すべり ズレ る
それ 自体 驚 き 。 驚 き つつ
宇 宙 で ある こと を 思 い 出 す という いみ の 驚き
思い 出す 、 助 け 、 術 が ア―ト 。
その 花が でなく
今 、 その カベ も 風 も く―き も じか ん も 宇宙
である と 思い 気付く こと の ため の スベ、 助 け 。
ピカソの 絵 を みる時 驚 かされ て 、 自然 を 思い 出す。
それ は だか ら 。
そ ゆ こと 、
自 然 、 宇宙 を 思 い 出 さ せる 為 の
驚 き 。
そんな ア―ト 、 絵 が 要 る 。
自然 を 形 作 る のでなく 、
ハ っ と させる こと 。 もの 。
気 付 くための 、 気 づく 手 前の 驚 き 。
その い っしゅん 、 のた め の スベ 、 手助 け
が アート 。
何にし ろ。
た べもの 気 分 コトバ 水 空 気
何 んで あ ろ――と 。