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残 念 とゆ― 残 余 、 スキ マ を 持つ から 否 が 応 にも 何か で
埋 めときたく なって 一生 けん 命 、 つぎ 込 む² 。 金 で も 言葉 で も。
或 ハ 妙 な 予感 や 観 念 や 感 覚 etc . な んで も 。
この妙 な スキマ は な んなんだろ ― ね。 サナギ が マユ の 中 に 持 つ 空 間 ?
けど そ こには ムダな く 全 て 計 算 づくの パーフェク ト な 場 所 で 何か を つ め込む 計 画 の 余地
衝 動の 余 地 など ない 。 し つめ込み たく なる 何 も なか ろ ―――。 既に 全 て 完 ペキ に そろっ て
整 っている から 。 かつ それ で 当然 至 極 。 ”足 る” と 知れ る 感 覚 を 持つ から 。
人間 ばか り 渇 望 が イ え ない。
渇 望 を ムシ で きない。 不必 要 に 望 み 、
不 必要 に こわが って 不 必要 に ため込む 。
自然 に なり 切 れ なかった 人間 。
” 足る を 知る 感 覚” の マチガイ。 大 まちがい 。
ただ 途中 まで 伸び てた 人間 の 自然 な 部 分 。
そこ は あると 思 うし 、 そこ まで なら 自然 同様 見 つめる こと さえ でき る。
全 て を 、 丸 ごと 人間 を 信 用 できない けれど 。 ーー 自 分 だって 、 自 分 の 信用 で きる
所 しか 持 ちたく ない 。 いらない 感 覚 や 考 えは 切って 替え る 。 切り 替 える。
自分 も 他人 も 人間 自体 同 様 に でき ていると 思(知)って い るか ら。
それ を コ ントロール しよ うと しない 怠 惰 な のが 人間 なの だろ― け ど 。