Simple case 5uA12-(3)

891 characters

残 念 とゆ―    残 余 、  スキ マ   を  持つ から   否 が 応 にも  何か で

埋 めときたく なって    一生 けん 命 、  つぎ 込 む² 。   金 で も  言葉 で も。

或 ハ  妙 な  予感 や  観 念 や  感 覚 etc .   な んで も 。

   

この妙 な  スキマ は  な んなんだろ ― ね。   サナギ  が  マユ の 中 に 持 つ  空 間 ?

けど  そ こには ムダな く  全 て  計 算 づくの   パーフェク ト な  場 所 で  何か を  つ め込む  計 画 の 余地

衝 動の  余 地  など ない 。 し   つめ込み たく なる  何 も なか ろ ―――。  既に  全 て  完 ペキ に そろっ て

整 っている から 。   かつ  それ で  当然 至 極 。  ”足 る”  と  知れ る  感 覚 を  持つ から 。

   

人間 ばか り  渇 望  が  イ え ない。

渇 望 を  ムシ で きない。   不必 要 に  望 み 、

不 必要 に こわが って   不 必要 に  ため込む 。

自然 に なり 切 れ なかった   人間  。

” 足る を 知る  感 覚”  の    マチガイ。    大 まちがい 。

   

ただ   途中 まで  伸び てた  人間 の  自然 な  部 分 。

そこ は   あると 思 うし 、 そこ まで  なら  自然 同様  見 つめる こと さえ  でき る。

全 て を 、 丸 ごと  人間 を  信 用 できない けれど 。 ーー  自 分  だって 、  自 分 の  信用 で きる

所 しか  持 ちたく ない 。  いらない 感 覚 や  考 えは  切って 替え る 。  切り 替 える。

自分 も  他人 も  人間 自体  同 様 に  でき ていると  思(知)って い るか ら。

それ を  コ ントロール  しよ うと しない  怠 惰 な のが  人間 なの だろ― け ど  。